ふるさと納税の特徴とは?自治体の選び方は?

なんとなく納税をすることでお得に地域の名産品などを返礼品としてもらえる制度として気になっている方も多い「ふるさと納税」。

もともとどういう目的で作られた制度で、どのような特徴があるのでしょうか?

この記事では次のようなことをお話していきます!

  • ふるさと納税の目的は?
  • ふるさと納税の特徴とは?
  • ふるさと納税をする自治体の選び方は?
  • ふるさと納税の返礼品は?

ふるさと納税は、好きな地域を自分の意思で応援できる制度です。

目次

ふるさと納税とは?どういう目的でつくられた制度なの?

日本では多くの人が地方で生まれ「ふるさと」を持っています。ふるさととなる自治体で医療や教育等の住民サービスを受けて育ちますが、大人になっていくにつれ、働きやすさなどを求めて都会に活動の場を移していきますね。

そして都会で暮らし、都会に納税しています。つまり生まれ育った「ふるさと」には税収が入りません。

そこで、大人になって都会に済んでいても、生まれ育った「ふるさと」に自らの意思でいくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか、という問題提起から始まり生まれたのが「ふるさと納税」です。

ふるさとは何も、幼少期に育ったというだけでなく、大人になる過程、大人になってからお世話になった場所でも良いですよね。都会で生まれ育った人でも、好きな地域に納税できますよ!

ふるさと納税の特徴とは?

ふるさと納税は、「納税」とついていますが実際には、都道府県、市区町村への「寄附」です。

自治体への寄附は、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されます。しかしふるさと納税では、原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となります。ただし、控除金額には上限額があります。

例えば、ふるさと納税では、返礼品を受け取ることができる場合がありますね。控除金額の上限が1万円の方が、3万円分の地鶏を返礼品として選んだ場合、控除上限額の1万円を除いた2万円が自己負担額になります。

確定申告の時期は、毎年2月16日〜3月15日です。

控除金額には上限があり、その金額は家族構成などによって変わります。ご自身の控除金額の上限はきちんと把握しておくようにしましょう。

ふるさと納税をする自治体の選び方は?

ふるさと納税は、もともと「生まれ育ったふるさとに恩返しをできる制度」「応援したい自治体を選べる制度」として創設されました。

どの自治体にでも、ご自身の意思で納税を行えるため、お世話になった「ふるさと」ではなく、それぞれの自治体がHP等で公開している「ふるさと納税」に対する考え方や、寄附金の使い道等を見た上で選ぶのもおすすめです。

応援したい自治体をご自身で選ぶことができますよ!

ふるさと納税の返礼品にはどういうものがあるの?

ふるさと納税の返礼品で真っ先に思いつくのは「食べ物」ですよね。

ふるさと納税では、野菜・果物・魚・肉のほか、お菓子などを選ぶこともできます。

食べ物のほかにも、イベントのチケットや、家具・工芸品、雑貨。日用品などもあります。

ふるさと納税の返礼品は、食べ物だけではなく、イベントや雑貨など幅広いものから選ぶことができますよ!

【最後に】ふるさと納税で好きな自治体を応援しよう!自治体は幾つでも選べます

なんとなく納税をすることでお得に地域の名産品などを返礼品としてもらえる制度としてしか知らなかったふるさと納税。

筆者は、車の免許合宿でお世話になった「岩手県」をふるさと納税で応援することにしました。

合宿中、岩手の名物である「じゃじゃ麺」が食べたくて、気づいたら入っていたお店が焼肉屋だったことがありました。なぜそこで「じゃじゃ麺」を食べられると思ったのか、自分でもよくわかりません。(帰る際、お店の看板を見てみると「焼肉」と大きく書いてあったから尚更。)

ただ、やけくそになってメニューの中で一番高かった「岩手南牛」を食べたことは良い思い出です。

ふるさと納税では、好きな自治体を応援することができますよ!

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この記事を書いた人

お金の知識や、会社の構造など、社会人として必要な知識をほぼ持ち合わせていなかった20代の女が、自分のためにきちんと勉強をするように。この記事では勉強の過程で得た知識を、わかりやすく解説していきます。

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