アラサー女2人でモッパン夏旅してみたin新大久保

アラサーというのがaround30の略で、25歳〜34歳のことを言うのだと知ったのは今年のこと。

今年の9月で25歳になる私は、今からその「アラサー」という言葉への耐性をつけようと奮闘している最中である。

さて、(たしか)2つ年上のその友人と、初めて韓国の話をしたのがいつで、どういう経緯だったのかはすっかり忘れてしまったけれど、もともとは昨年にでも一緒に韓国へ行こうという話をしていた。

だが、こんな状況ではそれも叶わず。

つい先月に電話をしたときにもそのことをはなしていた。

「いつになるんだろうねぇ」

「ほんとうにねぇ」

私達はお互いに自粛しあって、今年に入ってから一度も会っていなかった。私はまだちょっとの外食もすこし怖い。居酒屋なんてもってのほか。友人もそこは同じ感覚のようで、はなしながらホッとする一方、これじゃあまだ当分は会えないかなぁという寂しさも感じた。

その時、私の頭につい昨年の9月、私が恋人と別れた直後に行われたホテル女子会の思い出が蘇った。

「ねぇホテルで出前とるのはどう?なんなら私がアクリル板持っていく」

その時電話の向こうから聞こえたのは、明石家さんまさん顔負けの引き笑い。

「たっはー!良いね、それ!面白すぎる。マイアクリル板たててやっかぁ!」

「せっかくなら韓国料理を出前するのはどう??」

「最高じゃああぁん!!」

かくかくしかじか、そういう理由でアラサー女2人でモッパン旅をすることが決まった。

目次

旅のしおり

プランをたてるのが苦手だという友人に代わって、私がたてたプランがこちら。

1日目

12:00 新大久保駅にて待ち合わせ

    チーズタッカルビ

15:00 ホテルにチェックイン

17:30 uber注文開始 

    夕食

18:00 ホテルのバーで1杯

19:30 部屋でまったり飲みつつuber後半戦

20:30 ホテルを出て、都内で手持ち花火OKの公園で花火!

22:00 ホテルに戻ってまったり。

2日目

7:00 ホテルのカフェで朝ごはん

8:30 泣く泣くお別れ

ランチはタッカルビ!

当日。一年以上ぶりの新大久保駅は、想像の数倍の混雑だった。立ち止まるほどの隙間もないほど、人がひしめいて、皆がうぉうぉうと大きな声ではなしている。

手洗いを済ませて改札を出ようとしたところで、友人から電話。

「ついた?どこにいる?人多すぎん?あ、見つけたわ」

私が返事をしない間に電話は切れて、改札の向こうがわから大きく手をふる小柄な女性。そよそよと明るい茶髪と見慣れたTシャツ姿に、私も彼女だと気が付き、駆け寄った。

約八ヶ月ぶりというのに、「ひさしぶり」の言葉もなく歩きだす。

「ちょ、ロッカーに荷物置かない??」

ひとまず駅近くのロッカーに荷物を預けて、私達は目的の店へと向かった。

🏠金達莱

店内に入ると、目の前に検温器と消毒液。午後12時過ぎ、店内には若い女の子たちがちらほらといたが、まだ余裕があった。私達は検温と手指の消毒を済ませると、四人がけのテーブルへ案内された。

目的はチーズタッカルビと決まっていたので、すぐさまそれを頼む。チーズタッカルビのページを開くと、種類は1つで、サイドがついているものとそうでないものがあったので、私達はサイドつきのものにした。

飲み物には韓国ソーダのレモンシャーベットつき。 ¥400

炭酸弱めで甘いソーダ。

甘いけれどしつこくはなく、さっぱり夏を感じた。

近況を報告しあいつつ、しばし待つ。チーズタッカルビを待つ間に、次から次へとおかずが出てくる。

左から順に、豆腐ステーキ、チャプチェ、もやしのナムル。

あとでチーズタッカルビを食べながら、韓国のちいさなおむすび(に自分で握るもの)も出てきた。

たくさん、唐辛子、小口ネギ…かな。韓国のりとごま油のいい香り。

ご飯は硬め。

おかずをつまみ、近況を報告しあっていると…、ついにでてきたのは…、

ちゃ〜〜〜んっ!

お餅いりのチーズタッカルビ。「チーズが溶けるまで待っていてください」とお姉さん。

チーズが溶けるのを待ちながら、友人が務める保育園のはなしを聞く。「子どもってどうしてあんなに野菜が嫌いなんだろう。だめなの!だめなの!って」

とろぉお〜〜〜・・・

チーズが溶けて、まざりあって…。甘辛いコチュジャンで味付けされたお肉をくぐらせて、いただきます。

お肉もふんわり柔らかくて美味しかった。

とても食べやすかったので、チーズタッカルビを初めて食べるという人におすすめかも。

https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13000062/

韓国コスメを買いつつチェックイン

新大久保へ来たら買うもの。その代表格と言えば「韓国コスメ」。

行くと決まってから、この日のために化粧品の購入をすこし我慢していた。

購入したのはこちら

どこかパックの名前なのか、正直わからないのだけど、ずっと欲しかったパックたち!と、これまたずっと気になっていたMISHAのアイシャドウ。

数年越しにようやく買えました。これまでは「高いからなぁ」と渋っていたのだけど、なんてったって就職したので。

レビューは後々、別の記事に。

UberEatsでモッパン開始!

さて、ビールや日本酒を買ってチェックインした私達。

まず頼んだのはホットスナック系。

・ポテトモッツァレラチーズ米ハットグ ¥598

・ポテトソーセージ米ハットグ ¥598

・ソトックソトック ¥525

・チーズボール ¥650

ひとつずつご紹介

友人がずっと気になっていたというチーズボール。

ここのお店のものは、ドーナツのような生地のなかに練乳のように甘いチーズが入っていました。

辛いものを食べたあと、口の中をこれで休ませれば…幸せ。

ソトック。韓国語でソーセージ(ソ)+お餅(トッ)という意味。

お餅とソーセージはひとくちで、と好きなモッパンyoutuberさんが言っていたので真似をして食べたら、あぁこれはたまらんやつ…。

コチュジャンベースの味付けで、見た目は赤いけれど辛くはない。お餅に砂糖がついているのか甘みがあって癖になる。

最後はこちら、ハットグ!!

友人はチーズハットグ。私はソーセージ入のハットグにしました。

周りにポテトがついているやつ。

ざくっとした衣のなかにぱんぱんのソーセージ。

乾杯をしていただきます!!

ね、中はぎっちぎちぱんぱん!!

ざくざくに砂糖をつけて、ケチャップとマスタードをつけて食べたらもう…。

ビールを飲みつつ、会っていなかった8ヶ月分の話を…と思ったけれど、

会っていなくても、数回電話をしたりしたので案外特別に話すことはなかった。

それでなにをはなしたのか。

…さて、さっぱり覚えていない。

そうこうしつつ、第2陣を注文。

第2陣はメイン。

友人にその存在を話したらすごく興味を持ってくれたラッポッキ(¥1,380)。それから韓国の定番・チキン(ハーフ&ハーフSET ¥2,980)。

ラッポッキの写真を単体で撮りそこねてしまったのだけど、友人はこれをとても気に入っていた。

チキンはと言うと…、

ちゃんっ。

開ける瞬間がなにしろわくわくする。

どき、どき、、

ちゃらぁ〜〜っ!

私達が頼んだのは、

・フライドチキン

・ガーリック醤油チキン

正直に言うと、すこし期待と違った。私達がモッパンで見るサクサク具合を過度に期待してしまったせいもあるのだと思う。

お肉ほんらいのしっとり感があって、ふつうに「唐揚げ」として注文していたら「なにこれ、うまっ!」となったと思う。

ただ私達のイメージで日本の唐揚げと韓国のフライドチキンはまったくの別物で、韓国のフライドチキンはさくっさくでなくてはいけなかった。

もしかしたら骨なしにしたのも、しっとり目チキンになったひとつの要因かもしれない。

ただ、味はとても美味しかった。

あと、おまけでついてきたのがなんと「チルソンサイダー」!!

モッパンでよく見かけていた飲み物なだけに大興奮。

スプライトより甘く、三ツ矢サイダーより甘ったるくない。

爽やかだけれど甘みのあるソーダ。

これはたしかに「絶対チルソン派」がいるのも納得(私の好きなモッパンyoutuberさんがそう)。

そして私は初めて澪を飲んだ。白い色も相まって、アルコールの入ったカルピスみたい(味は違うけれど)。いつだったか居酒屋で、「澪のフローズン」というメニューを見た。

いまならわかる。絶対にそれは美味しい。

【宿泊先】ラ・ジェント・ホテル歌舞伎町

食って飲んで食って喋って、と過ごした私達。夜八時半ごろになって、すこしくたびれた身体を持ち上げた。さて、花火をしに出かけよう、と。

夏って言ったら花火。

私達はこの一日で夏を満喫すると決めていた。

ホテルにくるまで、通りがかったコンビニにすべて入って探すも見つからず、私達は近くのドンキで花火を買ってから行くことにした。

さてこちら、すこし眠い私と友人。

宿泊したのは【ラ・ジェント・ホテル歌舞伎町】というホテル。内装がこだわられていて、ちょっとした遊園地に来たかのようなわくわく感。

他の階へは行っていないので、どんな感じなのか知らないけれど、予約する時に見た感じだとちょっとずつ雰囲気は違うよう。

部屋の中も遊び心いっぱい。友人が右手に持っているのは「チルソンサイダー」。

他の壁にも漫画にあるコマと豪快な効果音の文字があったのだけれど、良い写真がなかった…。

さて、ドン・キホーテへ向かった私達だったけれど、そこには2つの悲劇が待ち受けていた。

入り口脇の「ウツボ」に挨拶しつつ、ぷらぷらと店内へ入っていった私達。高い棚が所狭しと並ぶ店内をキョロキョロ物色しつつ進む。進む。

「あっねえしおちゃん!!」

友人の声。振り返ると、友人がなにやらひとつの化粧品のラックを指差している。

「これうちらが昼間に買ったやつ」

そこにはMISHAのアイシャドウが積まれており、その価格はなんと私達が購入したより500¥ほど安かった。

「まじか…」

「まじだ…、ありえん」

意気消沈しつつ、近くにあったほかの韓国コスメへも視線をやると、フィニッシュパウダーやパックなど、新大久保の店舗より安いものがちらほらと見受けられた。あまりドンキホーテを利用したことがなかったために「ドンキホーテは安い」に疑心を抱いていた私は、この日それが事実なのだと知った。

そして第2の悲劇が起こる。それはドン・キホーテのやすさに圧倒されつつ、また花火探しに戻ったときのこと。

なにやら少し前より店内が騒がしい。「やばいやばい」と言いつつ、店内を急ぎ足に行く人達の洋服がなにやら湿っている。ふと近くの出口へ行くと、豪雨が訪れてた。

ざあああああああああ

ホテルを出ようとしたとき、遠くの雲のなかに白い閃光が見えた。

「ねぇ雨降るんじゃない?」

私が言った。

「んー、まぁ大丈夫じゃない??」

友人が言った。そうして私達は傘も持たずにホテルを出た。

「しおちゃん、やばい、雨だ」

「ほんとうだ」

「まぁ、十分くらいで止むやつだと思うわ」

「じゃあぷらぷらしとこう」

そういうわけで私達は店内へ戻った。10分ぷらぷらしてやまなかったら傘を買おうと言って。

10分後。

雨は止まず、私達は傘を買った。

ちなみに、

ついに花火は見つからなかった。

ホテルに帰って、シャワーを浴びると、私達はuberで頼んだものの残りをつまみ、昼間に新大久保で購入したばかりのパックを試した。

ちなみに私が試したのはCICAのこちら。

使ってみた感としては、「もっちり」としたような気がする。

ほんとうなら化粧水を塗ってから貼るのだけど、化粧水を忘れたのでその工程を飛ばして直にこれを貼った。また化粧水を塗ってから試してみます。

そしてこの日の最後、寝る前にブルダック(チーズ)を分け合って食べた。

ホテルの朝ごはん〜そしてお別れ

翌朝、私達は6時過ぎに起きた。

私が10:30から千葉で「食生活アドバイザー3級」の試験を受けるので、8:40の電車に乗らなくてはいけなかったからだ。

朝食のカフェは1階、ロビーの目の前にあった。

イギリスのスポーツパブを彷彿とさせる、クラシカルだけどカジュアルな雰囲気のカフェ。大きな丸テーブルが店内の真ん中にだんだんだんと置かれている。

朝食はバイキング形式で、料理は壁沿いに並んでいた。

種類は多くなかったが、ひとつひとつ置かれている料理にセンスがあった。

私がとったのはこちら

・豚汁

・トースト(お好みで具材を載せられたので、チキン、ベーコン、しめじのナムル、チーズを載せた)

・お茶漬け(こちらもお好みで具材を載せられる。私は明太子と梅と海苔の佃煮とネギ)

・サラダ

汁は豚汁のほかにトムヤムクンもあった。サラダもチキンサラダとビーンズサラダだったかな。

パンは同じ食パンでも抹茶風味やイチゴ風味もあったし、クロワッサンもあった。

スクランブルエッグやソーセージ、魚もたしかあった気がする。

彩りもきれいな朝食で、とても幸せだった。

8:25頃、忘れ物がないかを何度も確認してチェックアウトした。

数年前、専門学校へ通っていたときに時々訪れた新宿。久しぶりに訪れて、治安の悪さに驚いた。

もう完全に日はのぼっているというのにホストたちが街なかで客引きをして、自販機の前には寝そべる人。ノーマスクの多いこと。

数年前の自分はなにを見ていたんだろう、と奇妙な気分に陥りつつ私達はJRの新宿駅を目指した。

友人のグループ展が来週にあるので、その時にまた会う約束をして、私達は別れた。

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この記事を書いた人

お金の知識や、会社の構造など、社会人として必要な知識をほぼ持ち合わせていなかった20代の女が、自分のためにきちんと勉強をするように。この記事では勉強の過程で得た知識を、わかりやすく解説していきます。

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