私が筋膜リリースに興味をもったのは「脚痩せ」について色々と調べていたときだった。脚が太くなる原因も様々だけれど、私の場合は「運動不足」「冷え」「むくみ」など多数の原因がありました。
始めは、手でマッサージをしたり筋トレをしたりしていたのだけれど、あまり効果は実感できないし、凝り固まった脚のぶっとい脂肪を手でマッサージするのにはとてつもない指の力を必要とします。
なかなか継続が厳しかったため、他になにか方法はないだろうか…と色々探して見つけたのがこれ、「筋膜リリース」でした。
筋膜リリースが実際にどれほど脚痩せに効果があるのか、それは私が継続しながら実証していこうと思うのだけれど、その前になぜ私が筋膜リリースで脚痩せが叶うと思ったのか、今回は「筋膜リリース」と「脚痩せ」の関係について調べたことを記していきます。
筋膜とはなにか
筋膜とはなにか、調べる中でとてもわかりやすい表現を見つけたので、それをまずは引用させていただきます。
オレンジの皮が人間の皮膚だとしたら、その皮の下にある白い繊維が人間の筋膜。筋膜とは、筋肉、骨や内臓、血管や神経などのパーツを機能的に包み、支えている組織。主な仕事は、体内組織をあるべき場所にとどめておくこと。この組織の層は、顔からつま先まで、全身に広がっている。ゼラチンのような糖タンパク質(スポンジのように水をキープする)、コラーゲン繊維(最強のタンパク質)、多様な細胞(脂肪細胞など)からできている。
Women’s Healthhttps://www.womenshealthmag.com/jp/fitness/a31086687/conditioning-20200226/
この筋膜という筋肉を覆う膜は、とても柔らかい組織のため、萎縮や癒着を起こしやすいのが特徴とのことです。
筋膜は、筋肉を保護する作用、筋肉の動きをなめらかにする作用、血管や神経、リンパ管を支える機能があるそうです。
筋膜のいち部分が凝るなどして、身体のバランスが悪くなると、筋肉の動きが悪くなり、痛みや筋力の低下、柔軟性や運動パフォーマンスの低下に繋がり、結果として怪我をしやすくなったりします。
筋膜リリースの目的/効果
筋膜を正常な状態に保つことで、筋肉の動きがなめらかになることは先述しましたが、では筋膜リリースを行うことで具体的にどのような効果が得られるのでしょうか。
・筋肉の動きをなめらかにするため、運動パフォーマンスが安定する
・肩こりや腰痛が軽減される
・疲れにくい身体を保つことができる
・冷え性を改善に導くことができる
筋肉のこわばりや張りを軽減し、質のいい筋肉を保つことができる、ということのようです。
では、果たしてそれが「痩せる」ということにどのようにつながるのか、それは以下の理由に起因します。
・筋肉の緊張をほぐすことで代謝が上がる
・筋肉のうごきがなめらかになり、筋トレなどの効果を実感しやすくなる
・筋肉の凝りをほぐしてあげることで、むくみにくくなる
・筋肉の張りがとれるので、すっきりした脚になる
※参考にしたHPなどは最後の項目にまとめてあります。
フォームローラーを買う前に(種類/用途)
私は「今年の夏は短パンを履くぞ〜〜!」と意気込み(というか焦って)、フォームローラーの種類まではよく調べずに購入してしまったのですが、用途によって色々な種類があるのでご紹介します。
まず、大きくわけて5つ種類のフォームローラーがあるようです。
①フォームローラー/オーソドックスなもの【脚全体〜背中】
②スティックフォームローラー/細かい筋肉を刺激するもの【足首、ふくらはぎ等】
③マッサージボール/全身のあらゆる部分を圧迫してほぐす【全身】
④フットローラー/旅先での疲れを癒やすのにも最適【足裏/腕】
⑤ストレッチポール/背中の凝りをほぐすのに最適【背中】
では、ひとつひとつ紹介していきます。
①フォームローラー
1番オーソドックスなのがこのタイプ。約30cmほどの円筒形のローラーです。メーカーによって形状が異なり、凸凹の大きさや硬さも色々あるようです。
凸凹の鋭いものは、刺激もつよいため、初心者の方は凹凸の少ないものを選ぶと良いでしょう。
価格は安いものなら¥2000程度〜ありました。
対象部位:ふくらはぎ、太もも、腰、お尻、背中、肩周り
②スティックフォームローラー
その名の通り、スティック状のフォームローラー。マッサージセラピストの手技を表現する目的でつくられたそう。
トリガーポイントのこちらのフォームローラーには、ローラーが回転することで循環機能を向上させてくれるとのことです。
また、突起形状のグリップで気になる部分をピンポイントに刺激することも可能です。
コンパクトなので、旅先でも気軽につかえます。
対象部位:ふくらはぎ、肩まわり
③マッサージボール
テニスボールほどの大きさのストレッチボールです。大きさはテニスボールに似ていますが、弾力が違います。
小さなボールで、手の届きにくい深い部分の筋膜や筋肉をほぐすことが可能です。
こんなに小さいのに、全身に使えるのがまた良いですね。
対象部位:ふくらはぎ、太もも、腰、お尻、小胸筋、肩、首の付根
次にはこれを購入しようと思います。
④フットローラー
マッサージセラピストの手技を再現する特殊構造になっており、主に足裏や手首〜肘にかけてをマッサージする時に使います。
多くのツボが詰まった足裏でローリングすることによって、足裏〜背中〜頭部につながる筋膜の癒着を解消し、筋肉の動きをなめらかにします。PC作業などで凝った腕の疲れを解消するのにも最適です。
対象部位:足裏、前腕、手首〜肘
⑤ストレッチポール
長い円筒状のフォームローラーです。ジムへ行かれている方の中には、見掛けたことがある方も多いのではないでしょうか。
この円筒状になったポールの上に仰向けに寝そべって、身体をゆっくりと左右に揺らすことで背中の緊張を解します。
対象部位:背中
以上の5種類が主に使われているフォームローラーです。私は1つ目1番オーソドックスなフォームローラーを使用しています。(以下にリンクを貼っておきます)
筋膜リリースを行う際の注意点
筋膜の癒着をはがし、筋肉の動きをなめらかにしたり代謝を上げたりしてくれる筋膜リリース。行う際には幾つかの注意点があります。
①痛気持ちいい程度で行う
凹凸の大きいフォームローラーを使用すると、痛みがつよいことがありますが、筋膜リリースは痛みを我慢して行うものではありません。
②やりすぎない
やりすぎは筋膜を傷つけることに繋がります。 頻度の目安としては、大体90秒だそう。「1つの箇所を90秒以上ほぐすことで筋膜が剥がれる」と言われているんだとか。
とは言っても慣れないうちは90秒間マッサージをすることは大変なので、20秒30秒から始めて、徐々に延ばしていくといいそうです。
③怪我をしているとき、縫合部がある部位、感染症に罹っている時、癌患者様、は控える
悪化させる恐れがあるため、控えましょう。
最後に(参考にしたHP/目標)
筋膜リリースは継続することが大事。しばらくやらないで置くと、筋膜はまた簡単に癒着してしまいます。毎日すこしでも行って習慣化していきたいものです(私が)。
現在は一番オーソドックスなフォームローラーを使っていますが、小胸筋(脇のあたり)や足裏もほぐしたいので、近々ボールタイプのものも購入しようと思います。
いずれ、変化をきちんとご報告できるように頑張ります。夏はショーパンを履くぞ〜〜っ…!
❍参考にしたサイト
・Women’s Health
おすすめのトレーニング動画も上がっていて、とても見やすいです。
https://www.womenshealthmag.com/jp/fitness/a31086687/conditioning-20200226/
・健康長寿ネット
筋膜や筋膜リリースの効能について、とても丁寧に書かれています。
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-training/kimmakuririsu.html
・トリガーポイント
フォームローラーを販売している会社。私も今度買うボールはこちらのメーカーのものを購入します。
https://www.muellerjapan.com/triggerpoint/product/nano/
・SUPOSHIRU
筋膜リリースでダイエットがなぜ可能なのかを紹介している記事です。
・マイナビ おすすめナビ
フォームローラーの選び方や使い方を詳しく教えてくれます。フォームローラーの比較もされています。
https://osusume.mynavi.jp/articles/989/
・the 360.life
格闘家でフィットネストレーナーもしている方と、スポーツ関係の編集者の方が、様々なフォームローラーを使用して本音でレビューしてくれています。この記事では、トリガーポイントのフォームローラーが第1位に選ばれていました。
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